兄弟が小さいうちに、もっと絵本の読み聞かせに力を入れるべきだったか…
興味を示さずとも、しつこく読み聞かせていれば違ったのか…
ずっと本といえば図鑑だけで育ってきた兄弟の話をしようと思います。
羨ましいぞ、算数脳
小学2年生長男ロープは、「ぼくは算数の神です」と豪語するほど算数大好きな子に成長しました。
3桁×2桁や5桁÷3桁くらいだと、寝起きでも暗算で答えを出せるくらいの計算力があります。
計算に関しては100%そろばんのおかげだと言い切れます。そろばん教室に通って1年10ヵ月。現在フラッシュ暗算5段を練習しています。
また、中学受験算数に欠かせない特殊算も大好きで、嬉しそうに難問に取り組んでいます。
「苦手な単元はないです。」と頼もしい発言まで。家庭学習用に選ぶ教材のほとんどが算数で、同じように国語の教材を揃えても 算数が楽しすぎて、国語はつい後回しになりがちでなかなか進みません。
それでも漢字だけは特別で「ぼくは漢字博士かも」と言います。
ロープは常に真剣にポジティブです!笑
算数が超苦手なおかんから生まれてきたとは思えない長男ロープ。そんな風に何でも簡単に計算出来たらきっと楽しいだろうなぁ~なんて羨ましい!
本人が好きなことを、とことんさせたらいいスタンスのおかんでしたが、最近ちょっぴり気がかりなことが出てきました。
それは、夏休み明けから進学塾「浜学園」に入塾したことによって知った現実。
国語の重要性
小学校の国語テストは毎回100点ですが、そういう訳にはいかないのが浜学園の国語テストです。
浜学園では、毎回の授業で算数国語ともに前回の授業の復習テストがあります。算数は毎回満点に対し、国語は70~80点です。(一度だけ100点を取りましたが、本人が「奇跡や」というレベルです)
更に月に一度の公開学力テストでは、上位を目指すロープにとって 国語の点数が足を引っ張るのです。
以前より、国語に対して苦手意識があったようで、それが点数として返ってくるわけで 余計に苦手な気になる…の悪循環。
国語のどういうところが苦手なん?速読も漢字も得意やし、鬼の暗記力やん!
算数みたいに答えはこれです!っていうのがなくて、モヤモヤした感じが気持ち悪いんだ。
算数のややこしい文章題なんかお得意やん!ロープは読解力あると思うよ。
それとこれとは違うんだよね。どれも自信ない。
思えば、算数の問題集でも途中式を飛ばして答えをダイレクトに書くことがよくあり「答えは合ってるけど、どうやって出した?」と聞くと「えぇ~…」と困った表情をよく見せていたことを思い出しました。
何をどうどこから説明すればいいのかがわからない。そんな感じでした。
小学校の授業参観でも発表しているのを見たことがありません。
困ったな…このままだともっと国語が苦手になるかも。
国語は読み解く力、表現する力が必要となり、全教科の基盤となるらしいということをよく耳にするからです。
今後、他の教科も加わることになり、理科や社会では記述式の問題がどんどん出てくるようになるだろう。
低学年の今、自信をつけさせてやることが大事だと考えるようになりました。
国語力をつけるために実践していること
①読売KODOMO新聞の購読
こども新聞の評判は聞いていたため、この機会に調べることに。
〈HPより引用〉
週1のお届けで月額550円(税込)
一週間の出来事を、子どもにわかりやすい表現でまとめてあり、またクロスワードやクイズがあったり、人気キャラクターが起用されていたり。コスパ最強だと思います!
うちの兄弟も毎週楽しみにしていますが、やはり興味のある一面しか読みません。出来れば色んな記事をどんどん読んでほしいな~と思いますが…このまましばらくは購読を続けるつもりです。
②ドラえもん学習シリーズの国語
以前より算数は愛読しており、常にリュックに入れ持ち運ぶくらい大好きなシリーズなので 国語シリーズへの喰いつきもいいです。今のところ「なるほど、おもしろいよ」などと言いながら繰り返し読んでくれています。この調子で本に書かれていることを吸収していってほしいところです。
算数国語以外にもたくさんのシリーズが販売されています。楽しく勉強を進めたいお子様にお勧めです!
③がっつりコテコテの小説を渡す
漢字をすらすら読むので問題ないだろうと思い、もういっそのこと、コテコテの小説を渡してやるのはどうだろう?と考え始めました。
どうせなら最高傑作の小説をプレゼントしたい!そこでおとんと相談した結果2作に絞れました。
どちらも長編小説ですが、いずれは子どもたちに絶対に読ませたいと考えていた作品。
言わずと知れた坂本龍馬の一生を描く作品です。司馬遼太郎氏が描く龍馬はとにかく魅力的で、すっかり虜となりました。こんな凄い男が実在したのかと思うとワクワクが止まりません。「龍馬の背中には一本鉄筋が入っとる。男なら、日本人なら絶対読むべき小説や。」と、おとんがよく言っています。
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波乱に富んだスケールの大きな人間ドラマに胸がいっぱいで苦しくなり嗚咽した作品です。衝撃的な描写もありますが、子どもたちには知ってほしいことが山のように描かれています。
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これで様子をみてみよう
小説を読み進めていくうちに、はじめて聞く言葉や難しい言葉に出会うことになるだろうけど、それを調べるのも勉強。どんな計算もパッと出来て楽しいだろうけど、国語の世界も 深く知っていくと もっと楽しくなることを教えていこうと思います。
子どもたちが素晴らしい小説に出会えますように。
新聞・学習まんが・小説、この3つで様子をみて 見守っていきたいと思います。