幼児期のゲームについて、個人の見解として「適度な時間」「正しく使うこと」ができれば知育にいい影響を与えるんじゃないかなと思います。
我が家の息子たちがおおよそ1年間、毎日やり続けるのを見ていて感じたことをお話しします。
マインクラフト ブームがやってきた
長男ロープ幼稚園年長、次男直角年少の時 突然マイクラ ブームが到来しました。完全にユーチューバー・ヒカキンさんの影響です。
どうやら、その頃に没頭していたLaQパズルの説明動画の関連動画として知ったようです。
おとんノリノリ。根っからゲームオタクのおとんは、もちろんマイクラ発売当初(十数年前のXBOX)から知っていて、真剣にこそやってないけれど経験者だったのです。
(おかんは人生で一度もゲームの経験がなく知識ゼロです)
そんなおとん曰く「下手に色んなゲームをさせるよりか、マイクラさせるのがええんちゃう!」だそうで、決定。
※結果、おとんがマイクラに即賛成だった訳はすぐにわかることになるのです。
過集中のわが子たちがどっぷりハマることは容易に想像できたので、まずルールを決めることに。
☑ 就寝時間 8時30分を守ること
☑ わからないことがあれば自分で解決すること
☑ おかんは一切ノータッチであること
いざプレイ!
ロープがPS4でダウンロード版、直角がニンテンドーSwitch版をそれぞれTVに繋ぎ、コントローラーを使って開始。
ある程度、動画で予備知識を蓄えていたようで、思ったよりスムーズなスタートができた様子。
単身先に持っていっているPS4でおとんも参戦して、LINEテレビを繋ぎ、この日から約1年、ほぼ毎晩1時間・家族団欒マイクラタイムが続きます。
3人だけのワールドを形成し、壮大な仮想空間に放り出されゼロからのサバイバルモードでの挑戦。
生きていくために必要な衣食住をまず揃えることから、広がっていくことになるのです。
自由に好き勝手するのではなく「今日の目的」を相談し合い、必ず明確にしてから始めます。
それぞれが考えて「〇〇するために〇〇が必要だから、〇〇へ行ってどーのこーの・あーだこーだ」と協力しコツコツ進めていきます。
自分たちだけの世界がイメージ通りに構築されていく様子に本当に楽しそう。
時には思うようにいかなくて泣いたり怒ったりもありましたが、おとんという強い味方が一緒なので着実に形になっていきます。
まだ途中の時も続けたい気持ちをグッと堪え就寝時間を守り続けました。
ロープとおとんの会話
マイクラの世界でも雨が降ったり、遠くまで見渡せるほど快晴だったり、動物や海洋生物、鉱石や植物など実在する身近なものが登場します。また数学的・科学的・物理的要素があったりと色んな知識が身につきました。
3人のマイクラタイムを、おかんは家事や趣味をしながら横目で見ているうちに、登場するキャラクターがじわじわ可愛く見えてきて、ブロックを削る音や動物の鳴き声さえ心地よく感じるように。
コマンドデビュー
3ヵ月が過ぎたころ、ロープが「コマンドを打ちたい!」と言い始めたので色々と用意することに。
コマンドって魔法みたいだよね。ぼく覚えるね。
ほんまや!チート使いまくろうや!ロープお願い!
Amazonからお取り寄せのコマンドブック、キーボードをまなぶ下敷き、キーボード(昔おとんが使っていたというもの)
キーボードをPS4に繋いで、本を片手に奮闘する日々が始まります。
そうこうしているうちに、瞬時に欲しいアイテムが手に入り、行きたいところへテレポートしたり、一気にゴージャスで超でかワールドへとなっていきました。
マイクラこそ最高のゲーム
結局、おかんは最後までノータッチでした。
当初の約束通り、どんな複雑なものも自分で解決していく姿に成長を感じました。
難題に直面しても、冷静にひとつずつ原因を消去していき 忍耐強くクリアしていくことも覚えました。
そして、当時3歳だった直角の吸収力とコントロールさばきと野生の勘にはロープも脱帽。
ウィザーは、ぼくが倒してん!
ロープは泣いてたわ!また召喚させたろか?笑
この年齢でマイクラで得た効果は、今になって表れています。
例えば空間認識力は2人ともピカイチです。積み上げられているブロックの数を瞬時に出せるのもマイクラのおかげかなと思います。
いろんなことへの関心力も高く、普段の会話からもイメージ力を感じるようになりました。
キーボードの扱いになれた頃、おとんから 小学校入学を控えたロープへお祝いのパソコンが届きました。
完全にロープ仕様に組んでくれました。
必然的にPS4は直角のものとなります。笑
ここからタイピングが得意になっていきます。そのことを書いている記事がこちら。
どのようにしてタイピングをマスターしたのか、また別の記事でお話しします。