長男ロープは0歳8か月でデビューしたベビーくもんに2年、その後 くもんに移行して2年、トータルで4年間通いました。4年間、わが家では勉強といえば公文。知育玩具といえば公文。KUMON一色でした。「KUMON」とつくものは何でも購入して与えていました。今回は、そんなKUMONの魅力と、あっけなく卒業した経緯とその後についてお話しします。
運筆運動ズンズンは大事!?
公文に入塾してから半年間、延々ズンズンのみ。来る日も来る日もズンズンばかりやっていたおかげで、次のステップひらがなに入るころにはスムーズに滑らかな文字が書けるようになっていました。

お気に入りのKUMONバッグにいつも入れて持ち歩いていました。写真はファミレスです。注文したものが届くまでの時間もやっちゃうくらいズンズンLOVEでした。

はじめて書いた文字 / 3歳2ヵ月
つい最近、パート先の同僚からこんな話を聞きました。
子どもが公文に通い始めて1ヵ月経つんだけど、まだズンズンしてるねん~。そんなん自宅でできるよね!?

(心の声)そう思うなら、自宅でやったらええんちゃう…
実は、弟 直角は公文に行かせていません。ロープの時にくもん式学習の進め方を学んだおかんは、直角が2歳になる前には 自宅でズンズンをさせていました。感じ方は人それぞれです。おかんは、ズンズンは勉強の取っ掛かりにとてもいい!と思ったわけで、わが子たちには合っていた!ただそれだけです。
一度は公文をさせようと考えたなら、少なからず教育熱心なご家庭だと思うので、ご両親が時間を取ってきっちりと見てあげることができるなら、それにこしたことはないと思います。直角にはくもん出版のドリルを揃えました。


ロープ、一度目の覚醒
3歳6か月で喋ることを始めてからは、もの凄い勢いでプリントが進みメキメキと力をつけていきました。
それに、間違えて号泣するほどの負けず嫌いも定着しました。算数では計算の正確性とスピード力、国語では速読と漢字の書き取りが一気に伸びました。
一方で「そのときの学習内容に見合ったくもん教材」も取り入れていました。


学習習慣というより、完全に趣味となっていました。
今のロープの強みである圧倒的な「集中力」「暗記力」はこの時期に鍛え上げられたと断言できます。
ロープが机に向かって学習をしている姿は、わが家では普通の光景で、それを見てきた直角にも自然に伝染していきました。ロープは365日趣味(学習)に没頭を7年、直角は4年続けています。正味、おかんの出番は教材を買い与えることと、前述した直角のズンズンに付き合ったくらいです。今では、直角は分からないことがあればロープに教えてもらっているし、丸付けもお願いしています。

KUMONを卒業したわけ
ロープが5歳(直角が2歳)の時に引っ越しが決まった当時、算数国語ともにE教材(小学4年生範囲)まで進んでいました。引っ越し先でも真っ先に くもん教室をリサーチ。徒歩圏内に3つの教室があったのですべて見学に行きましたが…なんか違う。おかんはそう感じたのです。先生との相性、教室の雰囲気は本当に大事だってことにはじめて気づきました。
これからくもんをお考えの方は、体験されてピッタリくる教室をみつけてください!
そういう訳で、この土地にはくもんに縁がなかった、やめ時だと感じすっぱり卒業したのです。くもんには大変お世話になりました。やっててよかった公文式!学習習慣、集中力をつけるには幼少期からの入塾をお勧めします。


親子ではじめての撃沈
すぐに公文に代わる教材を模索した結果、撃沈する問題集と出会うことになります。この出会いこそ、のちにロープの覚醒への足掛かりとなった出来事です。
この頃には、おかんのくもん熱もすっかり冷めてしまっていたので、とりあえずネットのレビューを参考に軽い気持ちで いくつか買ってみました。

ふむふむ。これは難しいみたいだから2年生くらいから始めさせようかな~

ぐぬぬ…むずかしい。わかんないっ…(号泣)
なんじゃこの問題!かわいいイラストの表紙を2度確認したけれど間違いなく2年生問題集。くもん算数で4年生範囲まで進んでいたので余裕だろうと本気で思っていました。実際はまったく歯が立ちませんでした。せいぜい計算問題ができる程度。それはもう親子でびっくりしました。
中学受験を目指す低学年の子って、みんなこんな問題解いてるの!?公文しか知らなかったおかんにとって衝撃の事実。公文プリントを先取り学習で中学生範囲まで網羅しているような子だけが難関中学へ進むのだろうと勝手に思い込んでいました。中学受験問題はまるで別もの。特殊だということを知った瞬間でした。

早くに気付けてよかったやん!知らんまま公文だけ続けるとこやったな。

ほんまやね!撃沈してる場合じゃないわ。
すぐに1年生問題集を買いなおし、一問一問 理解できているか確認しながら、じっくり一緒に付き合いました。どうしても解からないときには自分で解説を読ませたり、くじけそうになったり。思うように進まず…どうにか1冊やり終えるまで丸1年かかりました。
そして現在、くもん未経験の直角(5歳)が同じくこの1年生ハイレベル問題集に取り組んでいます。ほぼロープと同じ時期に同じ流れでやってこれています。そのロープは小学校に上がり、今ではもっとパワーアップした問題集を楽しみながらやっています。


